東京学芸大学アメリカンフットボール部SNAILSの公式BLOGです。
ここ数日、部屋にいてもじんわりと汗がにじんでくるようになりました。
誰かが夏のスイッチを押したように、私もある日突然、予め決めていたように自然に、扇風機のスイッチを押しました。
OB 1年目の永川 諒大です。
あまり歓迎していない寝苦しい夜のお供に、私は昨日配信された「オール・オア・ナッシング」を観ています。
「オール・オア・ナッシング」はAmazonが製作しているNFLなどのスポーツチームの1年間に密着したドキュメンタリー番組です。
今回密着されたチームは、カロライナ・パンサーズ!
(まだ全ては観ていないのもあり、今回のブログではエピソード1を中心に語っていきます。
ご了承ください。)
さて、いきなりパンサーズの2018-2019シーズンの最後について語ってしまいますが、パンサーズはこのシーズンではSuper Bowl出場がかないませんでした。
出場できるのは、1つのカンファレンスで1チーム、1/16ですから、出られないチームがほとんどです。
それでも全てのチームが目指すのはSuper Bowlであり、そこに出場できなければ、できたとしても勝てなければ、それは「ダメなシーズン」ということになるのです。
パンサーズが最後にSuper Bowlに出場したのは2015-2016シーズン。
そのシーズンはQB 1 キャム・ニュートンがMVPに輝き、チームも絶好調。
チーム史上初の栄冠は手にしたも同然でした。
しかし蓋を開けてみれば、Super Bowlはデンバー・ブロンコスのDefenseの前に敗北。
ここからキャム・ニュートンとカロライナ・パンサーズは低迷していくことになります。
敗戦のキズ、キャム・ニュートンの故障、同地区ライバルの台頭…。
2018-2019シーズンはそこからの脱却を目指したのですが、最高の結果を残すことはできませんでした。
どんなチームにも「黄金期」があります。
全ての行動や意思決定が全て思い通りにいくような、そんな時期です。
ただそれは、永遠には続きません。
1年か半年か、たった1ゲームでそれを手放してしまうチームすらあるのです。
「ニュートンがケガをしたから」「ニュートンが不調だから」チームが低迷するのではなく、むしろそのケガは低迷するべくして低迷してしまったチームに起こった不幸のほんの一部でしかないように思います。
少なくとも、そのことにしか目がいっていないのだとすれば、そのチームは「エースの負傷」以上の大ケガを負っているのでしょう。
黄金期は去り、チームを支え続けたベテラン選手達にも引退が近づく中、カロライナ・パンサーズはどのように闘っていったのか。
緻密にそして何よりリアルに語られるチームの一年間はとても見応えがあります。
観られる方はぜひ観てみてください。
これは蛇足ですが、このドキュメンタリーを観て、私がニュートンに抱いていた「気分屋の天才」というイメージは打ち壊されました。
(今週の1シーン:カロライナ・パンサーズのHCロン・リベラ。
NFLのコーチの中でもかなり冷静なタイプだと思っている。その割にキャム・ニュートンをドラフト1位指名する辺り、なかなかの勝負師。
このコーチの考えを聞けるだけで、価値がある番組。)
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