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SPECIAL INTERVIEW vol.2



次節の東京都立大学戦まであとわずか。

練習にも一層熱が入る日々です。


今回、林監督に引き続き、浅井 貴敦ヘッドコーチ(以下、HC)にもインタビューを行いました。


若くしてHCに就任し、チームに関わる思いとは...


ぜひご覧ください。


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ーまず、浅井HCがSNAILSに入部した経緯を教えてください。


大学入学当初は、野球部に入ろうと思っていました。

新歓イベントのタッチフット大会でSNAILSの先輩と話す内に、アメリカンフットボールは大学から始める人が多く、スタート地点が同じであるという点に惹かれました。


入部後、2個上の先輩から進められたLB(=Line Backer)として活躍することを目指し、練習に励むようになりました。



ー練習中の印象に残っているエピソードはありますか?


私が1年生だった時の4年生に、DEFENSEの中核を担っていた先輩がいました。

その先輩は試合形式の練習の時、1プレーでもパシュートをしていない選手がいるとすぐに「代われ」と言ったり、逆に、青天した人にもパシュートをしている選手に対しては褒めたりしていました。

また、相手チームを想定して動く自分たちのプレー(スカウティングプレー)もよく見てくださっていました。


その先輩はプレーの「上手い下手」を見ていたのではなく、「誰にでもできることをサボっていないか」を見ていたんです。


「誰にでもできることをサボらない」


これは自分にとって、アメフトをする上でのモットーになりました。

当たり前に聞こえますが、意外と徹底するのは難しいです。

でも、当たり前を当たり前にできる人こそ強いのだと、その先輩から学びました。



ー当時のチームのリーグ戦状況を教えてください。


2年生の時、入れ替え戦に敗れ、BIG8から2部リーグに降格しました。

当時はスターターではなかったため、もっとチームに貢献できたという悔しさが残りました。


3年生となった翌年が、自分の中で転機だったと思います。

同じポジションの同期2人が、3年生にして副将を担っていたので、LBの中で自分も頑張らないと、と思いながら1年間励みました。


迎えた秋季公式戦。

2部リーグでは勝てると、漠然と思っていましたが、最後の成蹊大学戦で負けてしまいました。 


1年間やってきたことが、数プレーで終わってしまうことを痛感し、とても悔しい思いをしました。



ー若くしてHCに就任されましたが、その経緯を教えてください。


僕が4年生のとき、新型コロナウイルスの影響で、練習もままならない1年を過ごしたんですよね。


秋季公式戦で1部リーグ昇格を目指していましたが、そもそもリーグ戦が行われず、不完全燃焼で終わってしまったことがずっと心残りでした。


そんな時、林監督からお話をいただき、「SNAILSをもう一度、1部リーグに昇格させるチャンスだ」と思い、コーチとしてチームに関わることになりました。


1年目はFreshmanの育成コーチを、2年目はDEFENSEのコーディネーターを任せていただきました。

そして昨年、HCに立候補しました。




ー浅井HCから見る今のチームの強みを教えてください。


今のチームは、何事も学生主体で考えて取り組んでいる点が強みだと思います。


自分たちの代は、HC主体で練習や方針を決めていましたが、学生主体だからこそ、一人ひとりの責任感や当事者意識が芽生えていると感じます。


プレーの面では、個人的にWR,DB #10 奥山 将輝(2年)に注目しています。

先日の亜細亜大学戦でもタッチダウンを決めていたので、更なる活躍を期待したいです。



ー今シーズンの目標や今後の展望を教えてください。


まずは、2部リーグ昇格を1つの目標として掲げています。

そして2部リーグ昇格にとどまらず、BIG8を目指せるチーム作りをしていきたいです。


チーム作りのために、限られたグラウンド時間をどのように使っていくべきか、学生と共に考えていきたいと思っています。


現役部員も頑張っていますので、OBOGの皆様にはぜひ、練習にお越しいただきたいです!



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浅井HCのご期待にお応えできるよう、現役部員一同、精進します。


次節は東京学芸大学会場での試合ですので、一人でも多くの方のご来場を心よりお待ちしております。


Written by MG 柿沼 佑奈(3年) 

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