初めの一歩－JV戦を終えて―

7月7日(日)に立正大学とJV戦を行いました。

Freshmanが主体となり挑んだ対外試合。

今回のJV戦の目的は2つ。

・実際の試合の流れをつかむこと

・実力関係なくできる基本的なことを全員がやりきること

厳しい暑さの中、これまでの練習の成果を発揮するため、奮闘しました。

試合は東京学芸大学の攻撃により開始。

Freshmanを中心とするOL(=Offensive Line)を盾とし、ランでボールを進めていきます。

相手のDEFENSEに苦しむ場面もありましたが,、PUNTERを務めたシンボ 陸(1年)の相手陣に迫るパントにより、自陣を挽回(注1)。

「パント」を蹴るシンボ 陸(1年)

一進一退の攻撃・守備を繰り返し、前半は両チーム得点がないまま後半へ移ります。

立正大学の攻撃により試合再開。

パスで1st downを獲得されそうな場面もありましたが、LB(=Line Backer)を務めた寺島 梛琉(1年)のタックルと、全員のパシュート(注2)で防ぎます。

その後、DB # 88 石川 響(3年)がインターセプトを2回決め、チームを勢いづけましたが、点数獲得までには至らず、0-0のまま試合終了となりました。

結果は引き分けでしたが、Freshmanにとって多くの貴重な経験を得る機会となりました。

試合で出た課題を日々の練習で克服し、秋季公式戦に挑みます。

Freshmanが中心となるラインマン

また、今回のJV戦で主将を務めた森本 凌央(1年)にインタビューを行いました。

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ー試合を振り返って心境を教えてください

主将として試合に挑むため、「声でチームを活気づける」という目標を立てました。

しかし後半になるにつれ、思うように声を出すことができず、同期や先輩の声に支えられました。

自分のことだけに集中してしまったことが心残りです。

－秋季公式戦に向けて、今後注力することを教えてください

まず、決められた試合出場基準を確実に達成します。

またJV戦後、TE(=Tight End)とDB(=Defense Back)に配属されました。

自分に与えられた役割を全うするため、日々の練習に励みます。

秋季公式戦では、チームの士気が下がった時、自分が声を出して活気づけたいです。

自分は、まだまだフットボール初心者です。

しかし、チームに欠かせない存在となれるよう、精進します。

試合終了後、チームに向けて思いを述べる 森本 凌央(1年)

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今後のFreshmanの活躍にご期待ください。

Written by MG 德重 美音(2年）

(注1)アメリカンフットボールでは、4回目の攻撃を失敗した際、場合によっては自陣側で攻守交代となり、相手に有利な状況(タッチダウンを狙いやすい状況)を作ってしまいます。

その際に攻撃はせず、「パント」と呼ばれるKICKINGを行い、相手の陣地までボールを蹴り込みます。

そのようにすることで、相手はエンドゾーンまでの距離が遠い状態で、攻撃を開始することになります。

(注2)DEFENSEの選手がボールを持つOFFENSEの選手をタックルするために追いかけること。